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| Tumor-initiating cells (TICs) / cancer stem cells (CSCs) |
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腫瘍塊に含まれるほとんどの腫瘍細胞は、増殖能と、主に腫瘍塊を構成する細胞への若干の分化能といった限られた能力しか持っていません。最近の学説は、いくつかの腫瘍に存在するごくわずかな細胞集団が、自己複製能と増殖能を持ち、そのため腫瘍を維持することができると示唆しています。これらの細胞は、、Cancer stem cells (CSCs) あるいはtumor-initiating cells (TICs) と呼ばれ、幹細胞様の表現型や機能などの点で、正常幹細胞とその性質を共有していることが観察されています。
幹細胞に関連するある種のマーカーは、癌幹細胞でも見られます。CD34, CD133, CD117, Sca-1 といったヒトおよびマウス幹細胞のマーカーや、CD44, CD24, CD20, CD105, そして CD326 (EpCAM) のようなマーカーは、癌幹細胞においても見られます。この特定の細胞は、異なる造血系の腫瘍および固形腫瘍において腫瘍の成長をもたらす能力があると考えられています。腫瘍組織から CSCs を同定し分離できるということは、正常細胞と比較したCSCs の発生、維持における分子メカニズムの解明に非常に重要です。CD133の発現を基づいたCSCs の濃縮は、脳腫瘍1–4, 前立腺癌5, 腎腫瘍6, また最近では大腸癌7,8, 肝細胞癌9 で報告されています。
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